エルトゥールル号を訪ねて
昨年、某団体主催のセミナーで日本人としての思想を学ぶ機会を頂きました。その中でも日本の歴史認識の中で1890年に起きた、オスマン帝国(トルコ)の軍艦エルトゥールル号遭難事件の話がありました。日本人としての思いやりの精神。現代の日本人にも脈々と受け継がれているとは思うのですが、生きるのに精一杯なのでしょうか。今の世の中は自己主義や他人批判に溢れている感もあります。
そんな中、エルトゥールル号の事件を題材として映画「海難1890」という映画が公開になると聞き、早速映画も観に行ってきました。ただ単に面白い等の感覚より、本当に必要な心、精神というものを考えさせらました。
和歌山県串本町、紀伊大島に記念碑が建立されていることを知り、自身の心も持ち方を変えられるチャンスではないかと思い、先日行ってきました。
新幹線で新大阪まで行き、そこから特急くろしおに揺られること3時間。
現地でレンタカーを手配し車で10分程で本州最南端、潮岬。そこから20分でトルコ記念館、慰霊碑とさすがに遠かったですが、来て良かったと全てが学ぶ場となりました。
串本町のロードマップ右側が紀伊大島
トルコ軍艦の慰霊碑
樫野崎灯台
トルコ記念館屋上より座礁した岩が見える