台風対策
平成24年9月29日,30日は栃木県那須町の第10回那須九尾まつりが開催されました。当日の準備でテントやイス・テーブル等の搬入は4日前から行っていました。イベント間近になると毎日週間天気予報が気になります。夏秋のイベントで特に注意が必要なのが、台風です。そのまさかの台風が設営最中に発生しました。台風18号です。発生したばかりで、本番当日にどのあたりが台風の進路に当たるかは見えませんでしたが、本番が近くなるにつれ不安は募るばかりです。
しかし、台風18号は見事に東に曲がり、日本列島に近づくこともありませんでした。
大丈夫と思った矢先、先に発生して沖縄のはるか南にあった台風17号が急速に北上し・・・
日本列島直撃です。
本番の天気はもちろんの事、撤収完了まで天候が持ってくれないと設営側としては最悪の状況となりえます。
那須九尾まつりは30日の15時終了予定。本番中も台風の進路が気になります。
本番は定刻を過ぎ、15時25分で終了。その時には何を片付けるかは、決まっています。雨に濡れてはならないもの。音響関係。
そして台風(強風)でテントが飛ばされないよう、テントを片付けるのですが、テント数は150張近く。そんな数はどうにもなりません。テントの天幕を外してホネだけにする作業が始まりました。
17時頃からは風雨が強まりびしょ濡れになりながらも、23時でようやく終了。あとは、余笹川が氾濫しないことを祈りながら帰宅の途につきました。
テントをたたみ、天幕だけを外します。間に合わない時は天幕を切って処分してしまいます。
翌日の様子。機材は無事でした・・・