宮城県山元町へボランティア

先日、宮城県山元町に1年ぶりとなるボランティアで行って来ました。山元町は宮城県の最南部に位置し、福島県と隣接する町です。ここは東日本大震災発災後、見捨てられた町とも言われ、町を縦断する常磐線を境に海側での居住は認められていない地域です。

私が所属する那須野ヶ原青年会議所で、2年前に「みんなのとしょかん」というコミュニティスペースを設置しました。地域の方々で運営をされていて、今でも地域の中核を担うコミュニティスペースです。そんな、みんなのとしょかん@山元に今回は花の苗、野菜の苗2,000株を持っていくことができました。私たち青年会議所メンバー4名、OBメンバー3名と、今回は国際医療福祉大学IUHWボランティアセンターの学生3名、そして、地域の方々とみんなのとしょかんの花壇を整備しました。

 

今回の山元町訪問で多くの事を考えさせられました。震災後は数多くのボランティアが入ったと思われますが、風化しているものはないか...。どこの団体が設置した物かわかりませんが、震災後にボランティアに入ったことを誇示するかのように看板や立札を設置し、その後のフォローができていない。やりっぱなし。言い方は失礼かもしれませんが、今となればただのゴミのような物も。

そして、今回ボランティアとして行く意味よりも、そこに友人、仲間がいるという気持ちの方が強かったと思います。それでいいと思います。

 

みんなのとしょかん@山元

花や野菜の苗が沢山です。

最後に海を見て来ました。防波堤が出来ていました。

津波を経験した方は震災後まだ海を見れたい方も多いそうです。

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