栃木の魅力はまだまだあります。

先日、栃木県日光市に行ってまいりました。日光といえば誰もが知っている世界遺産、日光の社寺、日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪王寺がありあますが、今回は地元生まれ育ち、商売をされている方に日光のディープな世界を案内してもらいました。

その中でも一番びっくりしたのが、輪王寺の開山堂です。山を開くのに最初に建てられた建造物で、その近くには産の宮があり別名「香車堂」と呼ばれているところです。大きさは決して大きくはないのですが、所狭しと将棋のコマの香車が陳列されています。

これは妊娠した女性がお参りして堂前の香車のコマを借りて祈願するとご存知の通り香車はまっすぐしかコマを進めないので、その所以の通り安産になるという信仰があるそうです。

そして、出産後はお礼参りの際にはそのコマの一回り大きい香車のコマを返納するのだそうです。

なかなか通常の観光では所以は意義を知らず、雰囲気を楽しむことで精一杯になるところですが、歴史を調べ考えながら観光することで、そのスポットを深く楽しむことができるのだなぁと思いました。

香車堂の風景

 

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